Chapter3 - QUEEN OF DISTINY
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CARRY OUT STRATEGY
OSH(オペレーション シーレン ホーク)Chapter3。OSH最大の見せ場と思っている、女王の強さを強調するシーンです。
映っていませんが、戦闘シーンは長時間にわたりコロちゃんが協力しており、りっちゃんには2回に分けて撮影に参加してもらうなど、私がこだわった所です。他のシーンは少々NGくさくてもOKにしていました。
その理由は、このネタを完成させる為に決めた最優先「ゲームの邪魔をしない」から来ています。できるだけ短時間で撮り終える、と。
MMOで廃人にならないように「リアル優先」と言われると同じように、引退しないように撮影よりリネ2の普通の遊び方を優先と考えています。
女王の変装(コロニア軍紋章付)
邦題「運命の女王」。自画自賛すると五指に入る名シーンとして気に入っています。
クレストの肉マークはコロちゃんたちが所属しているクラン、パンドラさんのマークで、関係者が見るとどう見てもりっちゃん。
リッチーノとliyonは職業が同じ以外に顔も似ていて、目のパーツが少し違う程度なので良く見なければわかりません。それを利用したネタです。
やたらと優しい姫に対してDPは「姫が私に優しいわけがなかろう」と返して見破っていますが、オーレンでの別れ際に「そういう対応をしてくれ」と約束していた のではなく、実際にliyonさんがDPillarに対してだけ冷たかったからです。
クランチャットのネタとして、私は基本的にMキャラ、liyonさんはSキャラ。これを反映しただけですが、関係者以外には想像がふくらむセリフになっています。または意味がわからないと思います。
通常フィールドでの戦闘開始
いよいよまともな戦闘が始まります。場所はギランの東にある山の中腹。芝居ですがPvP状態。
召喚シーンはChapter2で走ってきた月の位置にこだわっていたので、りっちゃん達とは別撮りしています。
シルエットが出てくるシーンがない理由は、方向が合わなかったから。召喚は必ず北西に現れるので月を基準にするとシルエットが変な位置と向きになるのでカットしています。
撮影ではDPがバンバン召喚しているのでクリスタルの消費が激しく、シャドーやシルエットを出すためだけに狩りをしたり、物を売ったりしていました。
この頃には完全にリネージュ2のゲームシステムには飽きていて、チャットや撮影だけのためにログインしていました。だからこそ他人のゲームの邪魔をしない、という決まりを作りました。
リネ2は始めて一週間でクリックゲームと知り飽きていましたが、パーティで協力する面白さのために続けていました。その前にやっていたMMOはラグナロクオンライン。
liyonさんもROから引っ越して来たとか言っていましたが、それはムービーとは全然関係ありません。
女王が戦闘中に消えるスキル
リネ2をやっている人ならわかりますがログアウトしているだけです。
魔法がすり抜けていますが、女王の後ろ、直線上のカメラ背後にコロちゃんが的になってくれている仕掛け。
りっちゃんがビショップとは言え、DPとのレベル差は確か20以上ある上にストームブリンガーの二刀流です。
PKにならないように先制はDP、りっちゃんの反撃はシルエットへ。幸いプレイヤーは誰も逝くことなく戦闘シーンは仕上がりました。シルエットはやられていますが。
女王の消えるスキルは瞬間移動。Humのビショップは遅くて攻撃力が無いという常識を覆すことでキャラを際立たせています。
このシーンで難しいところは、タゲになってくれるコロちゃんの位置とカメラの視点。そして魔法の射出と、女王が笑いながら、しかも消えるタイミングが何回やれば合うのか気にしていましたが一発OKでした。さすが大女優です。
あまい あまいわよ DP
セリフの元ネタは、OSH打ち合わせ用掲示板にしていたスタッフルームでりっちゃんが書いたレス。
返信に「あまい、あまいわよDP」と書かれたセリフを頂きました。
戦闘シーン後編で使うBGMは先に決めていましたが、どうやって繋ぐかはこのセリフで決まりました。
打撃戦闘が延々と続いても面白くないので、どのように変化を付けるか。ここから連続エンチャすることで女王が本気を出していなかった事を表現しています。そしてここから本気モード。
ウィンドストライクの一撃でシルエットは消滅。鎌(ウィドーメーカー)は槍扱いなので中距離用で振りが遅く、戦闘がハデにならない事もあってDPも二刀へ持ち替え。
女王が消えるテレポートはエディが考案した演出で、速すぎて見えない事になっています。速いと言えば赤い彼。CASTページの女王紹介にはガンダムネタが2つ入っています。
DPが持っている二刀は、クランに入る前のオープンベータの頃に知り合って時々つるんでいたファイターからの頂き物で、海外接続が禁止になる直前に引退として貰った宝。プラスされているので光っています。
当時2.5M以上の価値があった武器で、私がリネ2を引退しても売ったりクリスタルにする気はありません。
かなり危険な接近戦
当時のレベルはよく覚えていませんが、DPが42、りっちゃんは60くらいだったと思います。
戦闘中にヒールをもらうわけには行きませんが、SSを入れないと光らず仕方なく攻撃力アップ。
DPのカメラは視点変更が忙しいので攻撃して放置。オートマで剣を振り続けSSを連打しつつマウスでカメラのアングルを動かしています。
危なくなったら早めに逃げてと伝えて何とか撮り終えました。私のDPカメラは当然ながら情報の窓が見えません。
DPならまだしも、りっちゃんを通常フィールドで逝かせてしまうようなら撮影は中止しようとか思っていました。
このゲームはデスペナが激しく、リネ2のレベル上げは放物線を描くように上になるほどマゾくなります。そんな大失敗をしてまでネタムービーの撮影をしたくなかったのです。
女王が逃げる直前に二人ともSSが切れているように見えますが、ラグって光らなかったのです。どちらも限界まで疲れていたってことにしてください。
DPはなぜ女王の攻撃を耐えられたのか?
現実のリネ2では有り得ない戦闘力のビショップに対して、普通のサマナーが攻撃に耐えた理由。
それはChapter1のラストでマロンにもらった「少しだけど 私の力を受け取って」です。
マロンさんは前衛ドワっ子で耐久力が高め。その力があったからDPは女王の攻撃に耐える事ができたのです。
副作用としてフラッシュバックが起こり、リッチーノとの対決中にマロンの記憶が蘇っています。マロンの思念がDPの中で生きている、という設定ですが、シナリオの相談など現実から引いてきたネタでもあります。
DPのセリフ「貴様か・・・」の後に「リッチーノ」と付けていましたが、Chapter3完成の直前に削除しました。DPがリッチーノの名前を知っているか?無い方が想像できたり、このシーンの意味を考えてもらった方が面白いのでは?と思ったからです。
オーレン王子が私怨で出撃
「どうやってもっと大袈裟にしてやろうか」と考えた事と、マロンがなぜオーレンで補給部隊を持っていたのか分からないので、マロンはオーレンのお姫様に。
城主は年齢で行くと見た目がドワーフ一択になって面白くないので行方不明の設定。
代わりに王子が妹の敵討ちをする事にしてシナリオ完成。
ノクターン王子は皇帝エピオンのサブキャラで、奥に見えているDEのお姉さんは私のサブキャラです。エピオンが暇そうにしていたので即興でシナリオを作り撮影。長めな割に1時間くらいで撮れた覚えがあります。
ラストのセリフ「まろん・・・」の後の締めがどうしても思い付かず「見ているか?」はエピオンに考えてもらいました。
エルモアアデン帝国も出撃
左の皇帝役はエピオン、王妃はミレーア。右の伝令はエキストラのエディ、奥の侍女はエキストラのliyonさん。
初めてカメラのキャラが映っていない場面でしたが、上手く行き安心しました。
エピオンのとぼけたキャラはそのまま。ミレーアさんはゲーム中もっと優しいキャラですが、情けない皇帝エピオンを引き立たせるためにきつく性格を演じてもらっています。
ここでDPを護衛した漁師村の傭兵が実は将軍(コリーノ)だったと判明し、なぜ皇帝にこの事件が伝わったのか説明しています。同時にコリーノがリネ2半引退状態になってしまったので保険としてフェードアウトも兼ねて。将軍は帝国の別働隊で既にシーレンへ向かっています。
残念だったのは、私は「エルモアデン」ではなくエルモア・アデンと書いているのに、誰も気づいてくれなかったこと。
リネ2の神話ではエルモアデンになっていますが、その話とは別なので帝国の名前はあえてエルモアアデンに設定しました。
どうでもいい事かも知れませんが、リネ2公式のイメージを崩したくなかったためです。ファンタジー慣れしていなければきついですが、時間があるなら公式の設定を読んでみてください。結構おもしろいです。
伝令が一歩前に出たり、侍女が気まずそうに横を向いているアクションはアドリブです。さすがliyon様。完璧なご演技でした。ついでにエディも良かった。
というわけで、どういうわけか FinalChapter SILEN HAWKへ続きます。
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